恵まれた「リゾート環境」と「住環境」「生活環境」を併せ持つ

《伊豆リゾート通信》


「別荘」「住まい」特集&「リゾート暮らし」ガイド

* リゾートに暮らす *
《伊東〜伊豆高原》

四季を通して観光客で賑わいを見せる「伊東〜伊豆高原」リゾート。
温暖な気候と海・山の自然に恵まれたこのエリアは、
古くから多くの移住者に愛されてきたところでもある。
住めるリゾートとして人気の「伊東〜伊豆高原」エリアの特集…。
今号では移住・定住者として生活していくうえでの
衣・食・住をはじめとする買い物環境について概観してみよう。

温暖な気候と四季折々の自然、「別荘」でも「永住」でも…

恵まれた「リゾート環境」と「住環境」を併せ持つ

< 連載:その⑵ >

■ 大型店、地元店など多彩。生活物資の買い物も便利
〜市内には大型スーパーが多数、15店舗以上がしのぎを削る

さて、“移住・定住”を意識した視点で、このエリアの環境を考えた場合はどうなのだろう…。まずは、気になるのが衣・食・住をはじめとする生活物資の買い物環境である。
伊東市内には多くの大型スーパーがしのぎを削っているが、まず特筆すべきはその数が多く、広大な売場面積を持つ店舗が少なくないことである。
伊東〜伊豆高原の各駅の周辺には大型スーパーが顔を揃えている。例えば、売り場面積の比較的大きいイオン系「マックスバリュ」が伊東駅前、南伊東、伊豆高原、吉田地区にあり、地元スーパーの「ナガヤ」が宇佐美、伊東、川奈、伊豆高原など市内に6店舗、「東急ストア」が川奈駅前と伊豆高原に。また、多数の各種専門店やレストランなどの専門店街と、ユニー系のスーパー「アピタ」が合体した売場総面積11,439平方メートル(駐車場1,000台)を誇る「伊東ショッピングプラザ・デュオ」は平成8年から地元で愛されてきた大型店だ。
そのほか、沼津に本社を置く「フードストアあおき伊東店」が伊東市街地・東側の国道135号線沿いにあり、同じく国道沿いの宇佐美寄りには激安の殿堂をうたう「MEGAドン・キホーテ伊東店」もある。

伊東ショッピングプラザ デュオ

東急ストア川奈店


このように、市内には多すぎるとも言える数の大型スーパーが競合し、ほとんど毎日のようにどこかで何らかのセールを行っている。しかも、その数はまだ増える傾向にある。
本年6月には前出の「ナガヤ川奈店」が約1,650㎡(約500坪)という売場面積でオープン。また、この11月にはファミリーレストランや各社カーディラーなどの郊外店が立ち並ぶ吉田地区に「マックスバリュエクスプレス伊東吉田店」が誕生した。いずれも周辺に住宅地や別荘地を控えた国道135号線沿いである。
こうした大型店の利用者は地元住民のほか、別荘族や観光客なども含まれる。伊東〜伊豆高原エリアにはホテルや旅館のほか、研修施設や保養所なども少なくない。
地元の人たちも含め、たいてい買い物には車かバスを利用することが多いが、各エリアにはこれらの大型店に加えて、地元商店もあちこちにあるので、その台所を支える生活物資の購入には不自由しない。場所によっては、朝どれ野菜を並べた路面の無人店なども身近な存在になっている。
また、別荘地・分譲地のなかには徒歩10〜15分以内でスーパーが利用できるところもあり、車を使わず健康のために、わざわざ散歩がてら歩いてお買い物というケースも少なくない。

ナガヤ川奈店

マックスバリュ伊豆高原店


■ カインズホーム、クリエイト、ヤマダ電機など…、
ホームセンターや大型ドラッグストア、家電店チェーンなども充実

大型店といえば、ホームセンターや大型家電店なども充実している。
ホームセンターの「カインズホーム」は伊豆高原店と鎌田地区に伊東店があり、近くにはハンディホームセンター伊東店もある。また、同じ地区には広々とした売場に電気製品が多彩に充実した大型家電チェーンのノジマや、その通り沿いにはヤマダ電機も控えている。
大型ドラッグストアのチェーン店もクリエイト、ウエルシア、ココカラファインなど枚挙にいとまがない。そして、いずれも広々とした売場面積と駐車場を備えている。
クリエイトが伊豆高原店、伊東広野店、伊東殿山店、伊東荻店の4店舗、ウエルシアが伊東南店、伊東竹の内店、伊東宝町店の3店舗、ココカラファインが伊東富戸店、伊豆高原店など。
しかもこれらの大型ドラッグストアのなかには、専門分野の医薬品や化粧品以外にもスーパーと一部競合するような食料品や日用品などを並べているところもある。

カインズホーム伊豆高原店

クリエイト伊豆高原店


(取材時期:2018年11月)

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